ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎汽船・中間、コンテナ・不定期部門好転し黒字化

2017年10月31日 (火)

財務・人事川崎汽船が10月31日に発表した上半期決算は、コンテナ船事業の市況回復が想定より遅れたほか、新造大型船の竣工による事業環境の変化が影響し、営業利益が想定を下回る62億4700万円(前年同期は264億2300万円の赤字)となった。

売上高は前年同期より870億円程度多い5789億円となり、営業損益、経常損益、最終損益がいずれも黒字を回復した。

コンテナ船セグメントは売上が23.3%増の3044億円となり、利益も210億円の赤字から90億円の黒字へと転換。不定期専用線セグメントでも15.2%の増収を確保しつつ、98億円の赤字から27億円の黒字へと126億円改善した。

通期は売上高1兆1400億円(前期比10.7%増)、営業利益130億円(前の期は460億円の赤字)、経常利益130億円(同523億円の赤字)、最終利益85億円(同1394億円の赤字)を見込む。

■2018年3月期第2四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
578,92817.9%
営業利益
6,247-1.1%
経常利益
11,146-1.9%
当期利益
13,175-2.3%