財務・人事ANAホールディングスが1日発表した4-9月期決算によると、同社の航空貨物事業は、国内線郵便の収入が減少したものの、国際線貨物・郵便、国内貨物の収入が増加した。国際貨物の有償貨物トンキロは増加したが、そのほかは軒並み落ち込んだ。
収入(億円) | 伸び率(%) | トンキロ(千トン・キロ) | 伸び率(%) | |
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国際貨物 | 548 | 31.1 | 3,391,214 | 3.8 |
国際郵便 | 26 | 17.7 | 70,208 | 15.9 |
国内貨物 | 151 | 0.5 | 912,504 | -1 |
国内郵便 | 16 | -3 | 16,275 | 2.9 |
国内線貨物は、需要が好調な国際線との接続貨物を取り込んだものの、東京発・北海道発の貨物の取り扱いが減少したことで輸送重量が前年同期を下回った。一方、運賃単価の改善を図ったことから収入は前年同期を上回った。
国際線貨物は北米・欧州向けの自動車関連部品や電子機器を中心とした貨物需要で日本発海外向けは好調に推移。海外発もアジア・中国発の日本向け貨物が好調に推移したことに加え、中国発北米向けの三国間貨物を取り込んだ結果、輸送重量・収入ともに前年同期を上回った。