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富士通テンが「デンソーテン」へ社名変更

2017年11月1日 (水)

M&A富士通テン(神戸市兵庫区)は、1日付でデンソーの子会社となったことを受け、社名を「デンソーテン」に改めた。デンソーが持分を10%から51%へ引き上げ、代わって55%を握っていた富士通の出資比率が14%へ低下したことを受けて変更した。

デンソーテンは1920年に創立した川西機械製作所に始まり、49年設立の神戸工業を前身としている。68年に富士通と合併した後、72年に富士通のラジオ部門が分離・独立して富士通テンとして発足した。

その後はカーエレクトロニクスメーカーとして事業を拡大し、近年は「単体製品のサプライヤー」から「つながる車載情報機器・サービスを提供・提案するシステムサプライヤー」への変革を目指し、自動車向けICT事業を強化している。

今後は、デンソーグループの一員として、車載ECU、ミリ波レーダー、高度運転支援・自動運転技術、電子基盤技術などの開発に注力する。