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三谷産業が安全衛生テキスト作成、現場にこだわり

2017年11月6日 (月)

環境・CSR三谷産業は6日、空調設備工事の施工現場で使用する「安全衛生テキストブック」を作成し、運用を開始したと発表した。

同社安心安全推進本部が中心となり、「法令・社内ルールに照らして実際の現場で役に立つテキストブック」として作成したもので、首都圏でオリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けた建設ラッシュが始まる一方、物流業界と同様に建設業界でも施工現場の人手不足が問題となっていることから、重要性を増す事故防止、安全管理に役立てるために作成した。

テキストブックは、(1)脚立やはしごなどの機器、高所作業車などの大型機械を使用する場合のルールや注意点(2)作業手順書(3)過去の災害事例集(4)災害発生時の対応マニュアル(5)各種機関への提出書類や報告書のフォーマット――といった「現場で“使える”ことにこだわった」内容で構成し、同社が管理する施工現場で必要な情報を取捨選択して集約した。

また、同社グループで開発・運用するグループウエア「パワーエッグ」のウェブデータベース上で管理することにより、施工現場からタブレット端末を用いて常に最新バージョンを閲覧できるよう配慮した。