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名鉄運輸・中間、燃料・人件費高騰で営業益12%減

2017年11月6日 (月)

財務・人事名鉄運輸が6日発表した中間(4-9月期)決算は、燃料費や人件費が増加したことにより、営業利益が12.4%減少した。

貨物運送関連が混載事業を中心に顧客需要を積極的に取り込み、前年に比べ物量が増加した。また、利益確保のため輸送を外部委託からグループ内に取り込む活動や、営業力強化のため、新たに各地域へ営業専属の担当者を配置し、東京営業部との連携により新規荷主獲得を進めた。運賃の条件改定交渉に引き続き取り組んだ。

業務面では日本通運と連携した配送の受託のほか、施設の共同利用や共同配送を進めるなど、経営資源の効率化・有効活用を図った。流通倉庫関連では、飲料メーカーの増産に伴う保管・輸送需要を取り込んだことに加えて、日用品メーカーなど主要顧客の売上が堅調に推移し前年同期を上回った。

これらにより、売上高は0.9%の増収を確保したものの、燃料費・人件費増の影響で営業利益が減少した。

■2017年3月期第2四半期決算

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
55,3740.9%
営業利益
2,332-12.4%4.2%
経常利益
2,426-11.5%4.4%
当期利益
1,567-37.6%2.8%