ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鴻池運輸、インド子会社が医療材料カタログ第2巻

2017年11月7日 (火)

ロジスティクス鴻池運輸は7日、メディアスホールディングス(東京都中央区)とインドに設立した共同出資子会社「カルナメディカルデータベース社」が、同国で昨年の2倍のメーカー数、1.5倍の材料件数を掲載した「インドで医療材料カタログ2018」(第2巻)を刊行し、配布を開始したと発表した。

昨年からインドで取り組んでいる「医療材料データの標準化によるサプライチェーン改革」の一環として、昨年8月に「医療材料カタログ2017」を発行したが、掲載データ件数を大幅に増やした第2巻をこのほど刊行した。今後、同国の8000病院・医療機関に配布していく。

カタログには、インド国内外の医療材料メーカー130社から提供された消耗品や使い捨て器具などの医療材料データ3万9000点を掲載。第1巻の配布後、カルナがインド国内の医師から聴取した意見・要望を参考に、掲載メーカー数を2倍(昨年は70社)に、また掲載データ件数を1.5倍(昨年は2万7000点)に拡充し、実用性を高めた。

カルナは今後、カタログを毎年改定発行し、医療材料データベースの充実と強化を図るとともに、医療機関がデータベースを活用するためのシステム提供とデータ配信サービスを行う。