財務・人事上組が10日発表した中間(4-9月期)決算は、国内物流事業でコンテナ・穀物貨物などが増加したことや国際物流事業で航空貨物が増加したことも寄与し、増収増益となった。
国内物流事業は、コンテナ、穀物、輸入青果物の取り扱いが増えて6.8%増収、セグメント利益は4.3%増益となった。国際物流事業はプロジェクト輸送貨物や航空貨物の取り扱い増加などにより、17.6%増収、セグメント利益は84.1%増加した。
「その他の事業」は、重量貨物の運搬据付業務、建設機工業務、酒類製造販売業の取り扱いが減少したことにより、7.7%減収、セグメント利益は重量貨物の運搬据付業務、建設機工業務の受注競争の激化や不動産賃貸業の新規施設取得に伴う初期費用の負担などで87.1%減少。
■2018年3月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 129,704 | 7.0% | |
営業利益 | 11,735 | 4.3% | 9.0% |
経常利益 | 12,628 | 4.7% | 9.7% |
当期利益 | 9,670 | 16.1% | 7.5% |