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東邦HD、京浜TTダイナベースに総合物流拠点

2017年11月14日 (火)

メディカル東邦ホールディングスは14日、日本自動車ターミナルが東京都大田区平和島で建築中の京浜トラックターミナル「ダイナベース」のうち2階から5階部分までの5万平方メートルを借り受け、「総合物流センター」として運用していくと発表した。

新拠点は災害時にも医薬品を安定供給できるよう流通体制を強化。「基幹的広域防災拠点」の近くに高機能な大型備蓄センターを設けるのに加え、京浜トラックターミナルが東京都から災害時の広域輸送基地の指定を受けていることから、「最も災害リスクの高い首都圏での効果的な被災時医薬品供給」が期待できる拠点に位置づける。

また、医療用医薬品を取り扱う既存物流拠点「TBC東京」(品川区)と検査薬を取り扱う物流拠点「WILL平和島」(大田区)の2拠点を総合物流センターに移転・集約し、近隣のほかの物流機能や営業所も新拠点へ移転、「NO検品システム」や「センター直送便」などのサービスを提供する。

■「総合物流センター」の概要
名称:未定
所在地:東京都大田区平和島2-1番1号京浜トラックターミナル内「ダイナベース」
面積:5万766平方メートル(「ダイナベース」の2階から5階)
設備投資額:総額60億円
竣工時期:2018年7月
総合物流センターの稼働時期:2019年7月