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主要ドライ貨物、鋼材輸出が8か月連続減少

2017年11月16日 (木)

調査・データ日本海事センターは16日、9月の主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、公表した。9月の国内輸入は鉄鉱石が前年同月実績を15.3%下回ったほか、仕出地別ではオーストラリアが32.9%減、ブラジルが32.7%減となった。粗鋼生産は3%減少した。

石炭輸入は9.7%減少。原料炭は前年並み、燃料炭が15.3%減となった。仕出地別ではオーストラリアが12.9%減、インドネシアが5.4%減、カナダ39.2%減、ロシア21.7%減。鋼材輸出は6.6%減で、8か月連続の減少となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が10.6%増加した。仕出地別ではオーストラリアが7.8%増、ブラジル14.7%増、南アフリカ13.9%増。石炭輸入は10.8%増となった。仕出地別ではインドネシアが2.9%増、オーストラリアが33.5%増、ロシア2.4増増、モンゴル9.3%減。鋼材輸出量は41.6%減と14か月連続で減少した。