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名村造船、9.9万トン型ばら積運搬船「長良丸」竣工

2017年11月20日 (月)

荷主名村造船所は17日、9万9000トン型ばら積み運搬船「長良丸」が伊万里事業所で竣工し、引き渡した。

同船は中部電力の碧南火力発電所向け最適船型9万9000トン型ばら積み運搬船シリーズ2船目。幅広浅喫水とすることで、碧南火力発電所向けの最適船型となっている。

独自開発のナムラフロウコントロールフィン、舵付きフィンを装備したほか、低摩擦型船底防汚塗料を採用し、推進性能の向上とともに電子制御式主機関の採用により燃料消費量の低減を図っている。

機関部冷却システムには、セントラル清水冷却方式を採用し、船内メンテナンス作業を低減。港湾内の汚水排出規制を考慮し、生活排水や雨水、ホールド洗浄水の船外排出を適切に管理するため、汚水などの貯蔵タンクを装備した。

■主要目
全長:249.97メートル
幅(型):43メートル
夏季満載喫水(型):12.7メートル
総トン数:5万9880総トン
載貨重量:10万316重量トン
主機関:MAN B&W 6S60ME-C8.2 1基
定員:25人
船級:日本海事協会
船籍:リベリア