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大阪港の総取扱貨物量698万トン、6.1%増

2017年11月20日 (月)

調査・データ大阪市は17日、大阪港の6月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は698万トンで前年同月に比べて6.1%増加した。このうち外貿貨物は286万トン(3.8%増)と4か月連続の増加、内貿貨物は412万トン(7.8%増)と21か月連続の増加となった。

入港隻数は2021隻(4.4%増)、総トン数は902万総トン(1.8%増)で、このうち外航フルコンテナ船は285隻(前年並み)、内航フェリー船は147隻(1.4%増)。

外貿貨物のうち、輸出は82万トン(1%減)となった。再利用資材(3%増)や自動車部品(10.3%増)は増加したものの、韓国、ドミニカ共和国の取り扱いが減少した鋼材(9.7%減)、中国、韓国の取り扱いが減少した金属くず(45.3%減)などにより7か月ぶりの減少となった。

輸入は204万トン(5.9%増)となり、タイ、香港の取り扱いが増加した染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(9%増)や、ベトナムや中国の取り扱いが増加した家具装備品(16%増)などで4か月連続の増加。

外貿コンテナ貨物は、輸出が71万トン(5%増)と3か月ぶりの増加、輸入が185万トン(5.2%増)と4か月連続の増加となり、月間取扱量は256万トン(5.1%増)だった。コンテナ個数は、輸出が8万1000TEU(12.5%増)、輸入が9万TEU(5.9%増)で月間取扱個数は17万TEU(9%増)となり、4か月連続で増加した。

内貿貨物は、移出が176万トン(5.6%増)と2か月連続の増加、移入が235万トン(9.5%増)と21か月連続の増加。内貿フェリー貨物は261万トン(7.4%増)で2か月連続の増加となり、内航フェリーの乗降人員は6万人(18.1%増)だった。