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10月のSC販売額、8か月ぶりマイナス

2017年11月24日 (金)

調査・データ日本ショッピングセンター協会(JCSC)が22日に発表した10月のSC販売額は、前年同月比0.4%減と8か月ぶりに前年を下回った。サンプル数は503SC。

地域別では、全9地域のうちプラスとなったの北海道と九州・沖縄の2地域にとどまり、週末に2回の台風が接近・上陸した影響が全国的にみられた。

テナント、キーテナント別販売動向では、テナントでは飲食が好調、婦人衣料が不振との回答が多くみられ、キーテナントでは加工食品が好調、生鮮食品は好不調が分かれた。テナントは0.3%減(8か月ぶりマイナス)、キーテナントは0.9%減(10か月ぶり増)となった。

月後半に2個の台風が週末に接近・上陸したり、土曜日が前年比で1日少なくなったりとの影響もあり全国的に売上が伸び悩み、2月以来8か月ぶりに前年を下回る結果となった。一方で、中国や韓国などで例年より連休が長く訪日客が大幅に増えたことが、インバウンド客の集まる大都市の売上に寄与した。