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住友化学、中国で半導体用高純度ケミカル工場建設

2017年11月27日 (月)

拠点・施設住友化学は27日、中国で半導体用高純度ケミカル工場の建設を開始したと発表した。中国での半導体用高純度ケミカル工場の設立は西安に続く2拠点目となり、2019年3月から量産開始する。

住友化学は、01年に上海で 光学機能性フィルムの加工・販売拠点を設立し、北京や無錫をはじめ中国8拠点で情報電子化学事業を展開しており、現在は液晶パネル用の偏光フィルムや半導体用の高純度ケミカルなどの製造・販売を行っている。

半導体用高純度ケミカルは、半導体の微細加工工程で精密洗浄などに用いられているもの。中国の情報電子機器の需要増加や半導体産業の拡大を背景に、半導体メーカーはラインの増強計画を打ち出しており、半導体用高純度ケミカルについても需要拡大が見込まれることから、新工場を設立することとした。