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三菱ふそう、スーパーグレート1万台にリコール

2017年11月28日 (火)

行政・団体三菱ふそうトラック・バスは28日、原動機不具合があったとして国土交通省にリコールを届け出た。「スーパーグレート」1万1419台が対象。

大型トラックに搭載されている高圧エアシステムで、エアコンプレッサの選定が不適切なため、エアコンプレッサにより圧縮された空気中に含まれている油分が炭化し、エアチャージパイプ内に堆積することがある。

このため、そのままの状態で使用を続けると、堆積した炭化物によりエアチャージパイプが破損してエアが圧送できなくなり、最悪の場合、路上故障に至るおそれがあるという。

全車両、エアチャージパイプ内の炭化物の堆積状況を点検するとともに、エアチャージパイプ一式を新品に交換する。あわせて、エアチャージパイプ内に著しい炭化物の堆積が認められた場合は、エアコンプレッサを現行品に交換する。

さらに、エアドライヤまでのエアチャージラインを点検し、他の部品でも炭化物の堆積が認められた場合は、部品の清掃・交換を行う。また、メンテナンスノートに、エアチャージラインの定期点検を追記する。