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京王電鉄、6駅でDHL国際宅配受取りサービス

2017年12月1日 (金)

話題京王電鉄は1日、京王線6駅(笹塚駅・桜上水駅・千歳烏山駅・飛田給駅・聖蹟桜ヶ丘駅・橋本駅)の改札外に設置するコインロッカーで、12月4日からDHLジャパンが配送する国際宅配便の受取サービスを開始すると発表した。

駅で子会社の京王地下駐車場(東京都渋谷区)が運営する既設コインロッカーの有効活用を図り、利便性向上や社会的な課題となっている再配達の削減を目指す。

これにより、個人が海外通販サイトなどで購入した荷物を受け取る際、DHLのウェブシステム(オンデマンドデリバリー)で、配送先をサービス対象駅のコインロッカーに指定することで、駅のコインロッカーで受け取ることができるようになる。

原則6時から24時のサービス提供時間内であれば、都合の良い時間や配達時間外の夜間から深夜にかけた帰宅途中などでも気軽に受け取れる。ロッカーの使用料や配送料はかからない。

DHL配送スタッフがコインロッカーに荷物を届けると受取人へパスワードが通知され、指定した駅のコインロッカーの操作画面でパスワードを入力するとコインロッカーの扉が開錠され、荷物を受け取ることができる仕組み。

京王電鉄は、既設済のICカード対応コインロッカーを有効活用するため、2016年2月から9月まで、京王地下駐車場とアルファロッカーシステムとで宅配事業者・通販会社などと協業し、荷物の受け渡しサービスに関わる実証実験を行ってきた。

5月23日から京王グループの京王書籍販売(東京都多摩市)が運営する啓文堂書店のホームページで注文した書籍を当日中に京王線の駅コインロッカー(11駅)で受け取れる「当日受取りサービス」を提供している。