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日陸、東京液体化成品センターを子会社化

2017年12月5日 (火)

M&A日陸は5日、日本貨物鉄道(JR貨物)から1日付で、連結会社である東京液体化成品センター(TCC、川崎市幸区)の保有株式50%のうち48%を譲受したと発表した。これより、すでに保有している株式と合わせて持分率が50%を越え、TCCは日陸の子会社となった。

日陸は、無機化学品物流事業の拡大に向け、無機化学品を主要な保管品とするTCCの関東・中京地区の拠点を確保・利用すること、高砂油槽所のタンクターミナル事業で培った経験を活かして技術・人材交流により同事業の充実を目指せること、TCCの営業所に近い、日陸の川崎、名古屋の輸送事業所による化学品輸送や千葉、横浜の物流センターでの小分けされた化学品保管等のシナジー効果を期待できること――などを理由に株式譲受を決定した。

■子会社の概要(株式譲受後)
名称:東京液体化成品センター
所在地:川崎市幸区大宮町5-4
事業内容:ケミカルタンクターミナル事業
設立年月日:1967年8月11日
主要株主と持株比率:日陸50.62%、日産化学工業19.2%、三井物産7.1% (他株主17人)
事業所:川崎営業所(川崎市川崎区水江町1-38)名古屋営業所(名古屋市港区潮凪町1-2)