ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

16年の無人搬送車システム納入件数21%増

2017年12月8日 (金)

調査・データ日本産業車両協会(JIVA)は7日、2016年通年の無人搬送車システム納入実績について公表した。

(出所:日本産業車両協会)

16年の国内向け、輸出向けを合わせた無人搬送車システム納入件数は733システムで、前年実績を21.0%上回った。また台数では2893台で40.2%増加した。

無人搬送車システム納入件数の車両タイプ別の割合は、「無人搬送車(台車)」が29.4%で前年実績から13.5ポイント(P)減、「無人けん引車」が65.4%で14.4P増、「無人フォークリフト」が5.2%で0.9Pだった。

無人搬送車システム納入件数の業種別割合は、「自動車・同付属品製造業」向けが55.7%(2.2P減)が最も多く、次いで「一般機械器具製造業」向けが9.7%(0.4P減)となった。

無人搬送車システム納入件数の車両誘導方式別割合は、「磁気式」が94.7%(1.3P増)と大半を占め、「レーザー式」は1.9%(0.4P減)にとどまった。

無人搬送車システム納入件数の国内向け・海外向けの割合は、国内向けが72.9%(7P減)、海外向けが27.1%(7.1P増)と海外向けの割合が高まっており、1システム当たりの台数では、国内向けは2.8台(0.2台減)、海外向けは6.9台(0.4台増)と、海外向けの方が多くなっている。

この調査は、無人搬送車システムメーカー18社を対象に実施したもの。