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海賊対処活動「感謝の集い」に小野寺防衛相ら参加

2017年12月8日 (金)

▲小野寺五典防衛大臣

ロジスティクス日本船主協会は7日、海運ビルで防衛省、国土交通省、海上保安庁、国会議員らソマリア沖・アデン湾の海賊対処活動の関係者を招き、「感謝の集い」を開催したと発表した。

感謝の集いは11月29日に行われ、同協会の武藤光一会長は10月にジブチを訪問した際の体験談を交えながら「海賊対処活動が始まって8年余りとなり、その間800回の護衛活動により、日本商船隊を含む4000隻の商船を護衛してもらった。わが国および各国の海賊対処活動により、海賊被害の報告は減少したが、根本的な解決はしておらず潜在リスクは高いまま。引き続き国際社会が連携して海賊対処活動を継続することを期待する」と述べた。

これに対し、小野寺五典防衛相は11月初めの閣議で海賊対処活動が延長されることが決まったことが報告するとともに「日本の国際貢献の1つとして、これからもしっかりと海上保安官とともにシーレーンを守っていく」と話し、今後も活動を継続していく考えを示した。

また、2017年ミス日本「海の日」の三上優さんも参加し、実際にアデン湾で海賊対処活動に従事した南厚防衛省海上幕僚監部情報課長と、12月3日に現地へ向け出発した遠田吉広・海上保安庁第29次ソマリア周辺海域派遣捜査隊長へのインタビューを行った。