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トルコ・ターキッシュ社、ボーイング777貨物機を初納入

2017年12月8日 (金)
空白

荷主トルコの航空会社ターキッシュエアラインズは8日、同社として初めてとなるボーイング777型貨物機を納入したと発表した。ターキッシュエアラインズがことし発注した、2機の777型貨物機のうち最初の機体となる。

777型貨物機は、先進的技術をもつ777-200LR(長距離)旅客機をベースとしており、最大積載量である112トン積載時の航続距離は4900海里(9070キロメートル)に達する。

イスタンブールを拠点とするターキッシュエアラインズの年間搭乗客数は6000万人を超え、120か国、300都市に直行便を運行している。初のトルコ国内便は1933年に、初の国際便は47年に就航した。33年に合計28人の乗客を運んだ5機の機体とともに設立され、現在は329機の機材群を運行している。

発注済みの170機の機材と2023年末にレンタル期間を終える機材を反映した場合、貨物機を合わせたターキッシュエアラインズの機材群は500機に達する。

ターキッシュエアラインズの取締役会・執行委員会会長であるイルケル・アイジュ氏は「ターキッシュエアラインズの貨物ブランドである『Turkish Cargo』は、ことしに入ってから就航先を55から73に拡大し、前年同期比29%増となる100万トンの輸送を達成した。今回の777型貨物機の納入によって急速に成長するターキッシュエアラインズの貨物業務に大きな価値がもたらされ、また主要な貨物ブランドであるTurkish Cargoがさらに競争力を高め、イスタンブールのハブから新たな短距離と長距離の就航先へと配達範囲を拡大できることを確信している」と述べた。