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アジア発米国向けコンテナ、単月・累計とも過去最高継続

2017年12月11日 (月)

調査・データデータマイン(米国マイアミ)が11日に発表したアジア発米国向け海上コンテナ輸送実績によると、11月は10.7%増(前年同月比)の137万TEUとなり、単月では過去最高を記録した。1月から11月までの累計も6.5%増の1431万TEUで過去最高を更新した。

アジア発の主要品目の動きは、全体の17%を占める家具類が15.3%増, 9%を占める電子電機が21%増、8%を占める機械類が11.6%増と上位3品目は二桁の伸びで、続く玩具・運動具、プラスチック、自動車関連、アパレル、ゴム製品、鉄鋼製品、履物はいずれも堅調で上位10品目(シェア63%)合計は11%増だった。

国・地域別ではアジア発のの62%を占める1位・中国発は9か月連続のプラスで12.2%増。2位の韓国発は自国分が3%減だったがトランシップ(TS)分を含めて9.2%増と5か月連続のプラスとなった。7位の日本発(直航分)は5.8%増と4か月ぶりにプラスで、1-11月累計は3.2%増加。日本発韓国TS分は36.2%増と3か月連続の上昇傾向となっている。

アジア10か国・地域発に対する、米国10大港の動きは、西岸5港が12%増だったのに対して、東岸・ガルフ5港は8.5%増だった。このうちロングビーチ港が32%増、ヒューストン港が42%増とそれぞれ二桁の伸びを示した。