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キヤノンMJ、西東京市にデータセンター開設

2012年4月20日 (金)

拠点・施設キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は19日、東京都西東京市に敷地面積1万6532平方メートル、2300ラック相当の新データセンターを10月に開設すると発表した。拡大するアウトソーシングサービス事業、クラウドサービス事業の中核拠点として運用する。

 

西東京データセンターは、最新のファシリティと7段階におよぶ厳重なセキュリティを備え、環境性能を高める省エネルギー技術を導入、エネルギー効率を示すPUE値1.4の設備設計でエネルギーの効率化を図っている。都心からのアクセスが良く地盤が強固な西東京に建設しており、津波や液状化などの自然災害リスクが低い立地にある。

 

顧客のシステム運用業務の効率化を目的に、運用サービスの業務設計や運用管理、改善、24時間365日の監視などITILをベースとした運用・保守サービスを提供する。また、キヤノンITSの沖縄データセンターを活用したバックアップサービスやディザスターリカバリー(災害時復旧)サービスも用意する。

 

キヤノンMJとキヤノンITSは、西東京データセンターを中核として活用し、グループのクラウドサービス基盤「SOLTAGE」やBPOサービスを強化することで、アウトソーシングサービス事業を拡大する。大手企業を中心にこれまで注力してきたSIサービスに加え、より柔軟で信頼性の高いシステム運用サービスを提案していく。これらにより、グループのストック型ITサービス事業全体で2015年に約500億円の売上を目指す。