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全ト協、トラック年間死亡事故252件で目標達成ペース

2017年12月14日 (木)

ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)は14日、事業用大型・中型・普通トラックが第一当事者となった11月末までの11か月間の交通死亡事故件数と、1-9月の交通事故統計の分析結果を公表した。

(出所:全日本トラック協会)

11月末までの交通死亡事故件数は前年同期から17件増加し249件となった。11月は大型トラックが7件増え19件、中型・準中型・普通トラックが6件増え16件となり、全体では13件増加の35件だった。

一方、1-9月の交通事故分析結果によると、期間中に営業用トラックが第1当事者となった死亡事故件数は189件で、年間252件ペースとなっていることがわかった。

全ト協では1万台あたりの死亡事故件数として「2.0」を目標に掲げているが、252件だった場合は「2.0」となり、目標を達成する見通しとなっている。

都道府県別の事故発生件数では、大阪府が最も多く13件、次いで愛知県11件、埼玉県、東京都、兵庫県がそれぞれ10件と続いている。車両区分で傾向を見ると、大型が110件で6割を占め、次いで中型が53件(28%)、準中型22件(11.6%)、普通4件(2.1%)。