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10月の主要ドライ貨物、鋼材輸出10.3%減

2017年12月19日 (火)

調査・データ日本海事センターは19日、10月の主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、公表した。10月の国内輸入は鉄鉱石が前年同月実績を0.8%下回ったほか、仕出地別ではオーストラリアが0.5%増、ブラジルが32.5%減となった。粗鋼生産は0.9%減少。

石炭輸入は7.2%減少。原料炭が18.6%減、燃料炭が0.8%減となった。仕出地別ではオーストラリアが15.9%増、インドネシアが2.6%減、カナダ52.3%増、ロシア21.1%増。鋼材輸出は10.3%減で、9か月連続の減少となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が1.6%減少した。仕出地別ではオーストラリアが2.8%増、ブラジル6.2%減、南アフリカ1.1%減。石炭輸入は1.4%減となった。仕出地別ではインドネシアが0.9%増、オーストラリアが3.8%増、ロシア33.6%増、モンゴル0.8%減。鋼材輸出量は35.3%減と15か月連続で減少した。