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ショッピングセンター販売額2.5%増、11月

2017年12月21日 (木)

調査・データ日本ショッピングセンター協会(JCSC)が21日に発表した11月のSC販売額は、前年同月比2.5%増となった。サンプル数は501SC。冬物衣料が堅調だったテナントは3.2%増。キーテナントは0.3%減でテナント売上が全体を牽引した。

立地別・構成別の総合では、中心地域が2.2%増、周辺地域が2.6%増となった。大都市中心地域のキーテナントは8.8%増、周辺地域のテナントは3.8%増と好調を維持した。

立地別・地域別では、全9地域のうち、北陸を除く8地域で前年を上回り全国的に売上は堅調だった。都市規模別では、政令指定都市の総合が2.6%増、その他の地域も2.4%増。福岡市はインバウンドの好調に加えて、福岡ソフトバンクホークスの日本一記念セールの効果や昨年発生したJR博多駅前の陥没事故による休業の反動もあり、9%増と前年を大きく上回った。

業種毎の販売動向をみると、テナントでは飲食・サービスが好調、婦人衣料は好調と回答したSCが多くみられた一方で、不振と回答したSCも多くみられ、施設間で差がみられた。キーテナントでは生鮮食品で好不調が分かれた。