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丸紅、タイ石油会社とLNGバンカリング共同事業化調査

2017年12月27日 (水)

環境・CSR丸紅は27日、タイ国営石油・ガス公社パブリックカンパニーとの間で、タイ最大の商業港であるレムチャバン港周辺の船舶を対象にした、LNG燃料補給(LNGバンカリング)の共同事業化調査を開始したと発表した。

船舶の排出ガス規制が2020年から国際的に強化されることに伴い、環境性能に優れたLNGを燃料とする船舶(LNG燃料船)の増加も見込まれている。

今回、パブリックカンパニーが運営するマプタプットLNG受入ターミナルにある既存の再積替設備と、これに適合する燃料供給船を使用したLNGバンカリングの事業性を調査する。

マプタプットやレムチャバンを含む地域は、タイ東部経済回廊(EEC)と呼ばれ、タイ国内で戦略的にインフラ開発が進められている経済特区。日本政府もタイの産業高度化に向けて、同地域でのインフラ開発への協力・支援を表明している。

■想定サービス概要図