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2011年度のスーパー売上高、12.7兆円(1.1%減)

2012年4月24日 (火)

メディカル日本チェーンストア協会が23日発表した会員企業57社7742店舗の販売動向(2011年度)は、総販売額が12兆7784億円余で前年度実績に比べ1.1%減少(店舗調整後)した。

 

2011年度は、生活者の可処分所得が減少する中、東日本大震災やその後の節電対応、台風の上陸などの天候不順が重なり、マイナスとなった。食料品は、惣菜は好調に推移したが、放射性セシウムの暫定規制値を超える稲ワラを与えられた牛肉の流通問題の発生以降、畜産品は不調となった。

 

衣料品は、紳士衣料、婦人衣料が健闘したものの、その他の衣料・洋品が不調。夏の節電・暑さ対策としてクールビズ関連が好調だった。機能性肌着は年間を通じて好調をキープした。

 

住関品は家具インテリアなどが好調だったものの、家電製品、医薬・化粧品、日用雑貨品が不調。家電製品は地上デジタル放送の完全移行に伴う駆け込み需要で液晶テレビに動きがあった。日用雑貨品は、TVゲーム・玩具は不調。家具・インテリアは、夏場にはクール関連寝装品が好調だった。