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CBRE特別レポート

首都圏の物流施設供給、向こう2年連続で過去最大

2018年1月11日 (木)

調査・データCBREが11日に発表した特別レポート「不動産マーケットアウトルック2018」によると、2018年の物流施設市場は三大都市圏で潤沢な供給が見込まれるものの、拡大するEC市場と省人化ニーズの高まりによって需要も堅調に伸びる見通し。

首都圏では今後2年間で17年末ストックの40%が供給され、EC市場の拡大と省人化ニーズがありながらも需給バランスのエリア間格差は拡大する見込み。年内の首都圏の新規供給は47万坪で、19年も55万坪の供給があることから、CBREが調査を開始した04年以来、2年連続で過去最大面積を更新。ストックは対17年末比で40%増加する見込みだという。

拡大するEC市場と省人化ニーズで伸びていくとみられる需要については「立地によって需給バランスには格差が生じる」と予測している。