NECプラットフォームズ、タイに述べ2.9万m2の新工場

拠点・施設NECプラットフォームズは12日、タイ生産会社であるNECプラットフォームズタイの新工場を建設し、操業を開始したと発表した。

新工場は既存工場に隣接する敷地に地上3階建てで建設。延床面積は既存工場に比べ30％増となる2万9305平方メートルとなる。

NECプラットフォームズタイは、PBX、キーテレフォンなどのネットワーク製品、プロジェクターといった映像デバイス製品を主に生産しているが、自動車コックピットの進化やコネクテッド技術の進展に伴う高度な車載機器の需要増加を見込み、電子制御装置やデジタルタコグラフなどの車載製品の生産体制を増強、さらにグローバル競争力のある高付加価値製品の生産にも注力する。

新工場は、車載機器や光学デバイスに求められる高品位生産を実現するため、新たにクリーンルームを導入。また、「魅せる工場」をコンセプトに、新たに設置したショールームでは自社工場での生産品をはじめ、NECグループのさまざまな製品・ソリューションを展示し、生産現場では異常などの見える化や作業手順・リソースの最適化を実現する工場IoTやAIを活用した生産性改善、品質向上施策を紹介する。

■新工場概要
着工：2016年6月13日
竣工：2017年9月18日
建物構造：鉄筋コンクリート造、地上3階建て
生産フロア：2万4972平方メートル
延床面積：2万9305平方メートル
環境対応：エネルギーマネジメントシステム、BCP対応蓄電池、LED照明