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双日プラネット、ベトナムで包装資材製造事業に参入

2018年1月16日 (火)

サービス・商品双日グループの双日プラネット(東京都千代田区)は16日、ベトナムの大手合成樹脂加工メーカーであるランドン・プラスティックの子会社ランドン・ロンアン・プラスティック社(RLP社)に資本参加し、同国で包装資材製造事業に参入したと発表した。

RLP社は双日プラネットの出資を受けてベトナム南部のロンアン省に工場を新設、各種フィルムの印刷やラミネート・製袋加工による包装資材の製造、合成皮革やこれらを使った加工品など幅広い製品の製造を行う。工場の総投資額は36億円で、3月に稼働する。

双日プラネットは2016年3月にRDP社と戦略提携合意書を締結、合成樹脂原料の供給と製品販売を行ってきた。また、長年、欧州及び北米で高機能フィルム製造事業を行っており、包装資材分野ではさまざまなノウハウを蓄積している。

今回のRLP社への出資を通じて、ベトナムに製造機能を確保して同国の需要を取り込むとともに、ミャンマー、カンボジア、フィリピンなど、ASEAN周辺国で市場開拓する。

■ランドン・ロンアン・プラスティックの概要
社名:Rang Dong Long An Plastic Joint Stock Company
設立:2015年10月
所在地:ベトナム・ロンアン省
株主:RDP65%、双日プラネット20%、その他15%
事業内容:包装資材、合成皮革、その他プラスチック製品製造