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郵船ロジ、成田ロジセンターに中温庫を新設

2012年4月25日 (水)

メディカル郵船ロジスティクスは25日、成田ロジスティクスセンター(千葉県山武郡芝山町)の保税エリア内に297平方メートルの中温庫施設を新設、5月7日から運用を開始すると発表した。中温庫施設は成田空港近郊の物流業界で初めて。

 

中温庫の温度は20-30度の設定で、現在ある冷凍庫(零下25度-20度)、冷蔵庫(2-8度)と合わせて3温度帯での保管が可能となり、外気温に影響されない厳格な温度管理を行い、的確でシームレスな定温輸送を実現する。

 

中温庫内には、充電式保冷コンテナ用電源プラグを新たに8口増設。これにより、成田ロジスティクスセンター内に12口の電源プラグを装備することとなり、充電式保冷コンテナを同時・大量に輸送することが可能となる。

 

中温庫は3階に配置するためセキュリティー性に優れ、特に医薬品などの温度に敏感な高額商品の一時保管に適している。保税エリア内にあるため、輸入貨物の輸入許可までの一時保管、コンテナのブレイク作業時の一時保管、配送まで安定した温度を保つことが可能。輸入貨物だけでなく、輸出貨物にも対応する。