2012年3月期 | 2011年3月期 | 増減率 | |
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売上高 | 264,403 | 267,688 | -1.2% |
営業利益 | 13,824 | 11,898 | 16.2% |
経常利益 | 14,847 | 12,831 | 15.7% |
当期純利益 | 9,545 | 7,880 | 21.1% |
荷主▽アジア向け電子関連輸送需要が低下
主力の航空貨物輸送で輸出重量が4.8%減、輸入件数も1.9%減と前年を下回ったものの、海上貨物輸送では輸出容積で4.5%増、輸入件数で1.2%増となった。
日本セグメントにおいては、航空輸出貨物で東日本大震災やタイの洪水の影響によるサプライチェーンの停滞に伴い、自動車関連品でスポット貨物の取扱いがあったものの、エレクトロニクス関連品ではアジア向けを中心に輸送需要が大幅に低下し、取扱重量は15.6%減となった。
航空輸入貨物は、スマートフォンを中心とする通信機器関連品で活発な荷動きとなったが、その他の品目では勢いが見られず、取扱件数は2.9%減。海上貨物は、輸出でエレクトロニクス関連品の出荷や装置・設備関連輸送が減少し、取扱容積で5%減となったものの、輸入では住宅資材やパソコン周辺機器などが増加し、取扱件数で1.6%増となった。
この結果、国内関係会社を含めた日本の売上高は1106億円(1.9%減)となったが、営業利益は営業原価率の低減に努めたため、41億円(42.5%増)と大幅に増加した。
▽今期は売上高3000億円目指す
2013年3月期の連結売上高は3000億円(13.5%増)、営業利益150億円(8.5%増)、経常利益150億円(1%増)、純利益9500万円(0.5%減)を見込んでいる。