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近鉄ロジ・システムズ、東京ターミナルに自家発電機設置

2012年6月4日 (月)

話題近鉄ロジスティクス・システムズはこのほど、東京ターミナルに自家発電機を設置した。同社の国内貨物最大拠点である東京ターミナルで、従業員の安全確保と災害時の復旧作業を行うため、電源の確保を最優先課題として昨年9月に導入を決め、ことし3月11日に稼動した。

 

非常用発電機は、東京ターミナル館内の人員の安全確保と「仕掛かり中の業務を安全に完了すること」を目的として設定。商用電源の受電停止時に、自動切換えで稼動し、軽油を利用した自家発電機によって電力の供給を開始する。

 

これにより、停電時には東京ターミナルの照明の一部、PCなどのネットワーク機器、電話交換機・FAXなどの通信機器、受水槽ポンプなどの主要なライフラインに必要な電力設備を停電後1分以内に稼動させ、軽油タンクに最大900リットル給油時には少なくとも11時間稼動を維持することができる。

 

■近鉄ロジスティクス・システムズ「東京ターミナル」の概要
所在地:東京都品川区八潮3-2-31東京ターミナル
業務:一時保管、在庫管理、流通加工、各種検査、受発注管理サービス
建物:5階建約2万7000平方メートル(このうち倉庫分約2万3900平方メートル)
設備:空調倉庫、冷蔵倉庫、自動ソーターシステム、セキュリティシステム