日立物流、埼玉県にメディカル向け物流センター開設

埼玉県久喜市に開設した東日本MDC

ロジスティクス日立物流は11日、埼玉県久喜市に1日付で新物流センター「東日本MDC」を開設したと発表した。

主にメディカル関連顧客の商品を扱う物流センターとして、東日本エリア向け配送拠点として運営する。同社では「同一業界の複数の顧客に対し、共同保管・共同配送による効率化（プラットフォーム事業）を実現するもの」と説明している。

東日本MDCは、すべての階で30度を保つことが可能な空調設備、370坪の保冷庫、360坪分の危険物倉庫、事業継続計画（BCP）への対策として需要が高まっている大型の自家発電設備を導入。各種セキュリティ設備も完備する。

■東日本MDC（メディカルディストリビューションセンター）の概要
所在地：埼玉県久喜市菖蒲町三箇3481-2
建屋仕様：鉄骨鉄筋コンクリート造+鉄骨造、地上4階建
敷地面積：2万9600平方メートル（8900坪）
延床面積：4万2600平方メートル（1万2900坪）
荷役機器：垂直搬送機2.1t×10基、荷役用エレベーター3.5t×2基、ドックレベラー6t×1基、トラックバース数35バース
取扱商品：メディカル関連
稼働時期：2012年6月