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日販、出版社在庫の取り寄せサービスをスタート

2010年8月25日 (水)

産業・一般日本出版販売(日販)は23日、書籍取り寄せサービス「本の超特Q!QuickBook」で、日販に在庫がない商品を出版社から取り寄せるサービスを開始した。

 

「本の超特Q!QuickBook」は2009年12月1日にスタートした客注品の取り寄せサービスで、日販のSAシステム「NOCS9000」を使って簡易に注文ができる仕組み。

 

今回スタートさせた出版社在庫の取り寄せサービスは、書店からの要望に応えるもので、出版社の協力を得て日販への搬入期間を短くすることで、これまでよりも1、2日早く書店に商品を届ける。同社ではさらにスピードアップを図るため、「継続して交渉を進める」としている。

 

また、QuickBookの特徴の一つである「いつ届くのか」を明確に案内する強みを、出版社在庫からの取り寄せへも引き継ぎ、店着が遅延した場合は手数料不要とする。

 

取り寄せサービス開始に合わせて9月1日からQuickBookの利用促進キャンペーンを行い、書店に店頭で利用促進を展開してもらうことで、ヘビーユーザーの定着、売り逃しの防止、新たな店頭客注の掘り起こしなど店頭の活性化を目指す。

 

今回のキャンペーンでは期間中のQuickBook注文数の上位店へ報奨金を支払うが、注文数にだけではなく「促進への取り組み内容」や「書店・顧客の声」を日販へフィードバックすることで、ユニークな取り組み内容に対して報奨金を払う。