公取委、物流特殊指定講習会、基礎・応用編を実施

行政・団体公正取引委員会は25日、物流事業者と取引がある荷主企業向けの「物流特殊指定」講習会について、今年度は基礎編と応用編に分けて実施すると発表した。

公取委では「特定荷主が運送・保管を委託する際の特定の不公正な取引方法」で定める違反行為の未然防止を図る観点から、業種別講習会を実施している。今年度の講習会は、物流特殊指定を一から学ぶ「基礎編」と、一定の知識を持つ企業向けの「応用編」に分けて実施することにしたもの。

基礎編は、一般荷主向け講習会を全国9会場で7月から12月にかけて実施するほか、物流子会社向けとして東京・大阪で開催する。応用編は東京・大阪で来年1月から2月にかけて、それぞれ1回ずつ開く。

講習会実施の１か月程度前から公取委のウェブサイト上で募集を行い、参加を受け付ける。

■問い合わせ先
公正取引委員会事務総局
経済取引局取引部企業取引課
講習担当：金沢氏、小林氏
TEL：03-3581-1882