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近鉄エクス、シンガポールに大型倉庫を新設

2012年7月11日 (水)
シンガポール新倉庫の完成イメージ

シンガポール新倉庫の完成イメージ

メディカル近鉄エクスプレスは11日、シンガポール現地法人のKWEシンガポールが、同国西部のジュロンウエスト地区で2014年1月に新倉庫を開設する、と発表した。同社専用の物流施設としてシンガポール政府と共同で開設する。

 

シンガポールは、タイ、インド、インドネシア、ベトナムなど東南アジア各国の物流ハブ拠点となっており、KWEシンガポールでは旺盛な航空、海上、ロジスティクス需要に対応するため、現在の倉庫を集約・拡張することにしたもの。

 

鉄骨造4階建で、各階に積み卸しドックを整備、倉庫内に空調エリアも完備し、温度管理が必要な半導体、医療機器関連の取扱いに対応する。顧客からの要望に応じて冷蔵室やクリーンリームなどの設置を可能とする柔軟性を備え、最新のセキュリティ機能を導入する。

 

新倉庫は、ジュロンウエスト地区の開発地域、パン・アイランド高速道路まで2分の区画に位置し、西部の工業地帯や南部の港湾地帯、東部チャンギ空港へ20-40分と利便性の高い立地にある。このエリアの倉庫としては業界最大級。

 

■シンガポール新倉庫の概要
名称:KWEジュロン・ハブ(仮称)
構造:鉄骨造4階建
倉庫面積:6万5805m2
着工時期:2012年7月9日
完成時期:2013年11月末日
営業開始:2014年1月