IDCフロ、入館せずに利用できるデータセンターサービス

拠点・施設IDCフロンティア（東京都新宿区）は18日、データセンターで顧客のサーバーを預かるハウジングの運用・管理サービスを強化し、サーバーやネットワーク機器のハウジングラックへの設置、機器同士のケーブル接続、サーバーへのOSインストールを代行するサーバー基礎構築サービスを同日から開始する、と発表した。

このサービスにより、従来からのデータセンター移設サービスや遠隔リモートカメラ、リモートKVMスイッチ、データセンターとのプライベート接続、HDDのデータ消去などと併せ、顧客のシステム担当者がデータセンターに入館することなくサービスの利用開始から運用までが可能となり、物理的な移動距離に影響されないデータセンター選定と、インフラの運用工数、管理コストの削減効果が期待できるという。

同社はこれまで、首都圏・関西、西日本の大型拠点となる北九州でデータセンターを運用しており、これに加えて東日本側の最大拠点となる新白河データセンター（仮称、福島県白河市）を9月末に竣工する。