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ヤマトHD、通販アプリ自動生成サービスに通知機能追加

2012年8月22日 (水)

ECヤマトホールディングスは22日、同社傘下でWebマーケティング事業を行うヤマトキャリアサービス(東京都渋谷区)が、ECサイトからスマートフォン・タブレット端末用の通販アプリを自動生成できる「タッチパネルECアプリ」にプッシュ通知機能「プッシュショット」を追加し、7日から提供を開始したと発表した。

 

楽天市場、Yahoo!ショッピング出店者は、プッシュショットを使うことで、自社のアプリ利用者の属性に合わせて最適なタイミングでキャンペーン情報や新着情報を通知することが可能になる。

 

タッチパネルECアプリは、PC用のECサイトを開設している事業者向けに、スマートフォン・タブレット端末での利用に適した「通販アプリ」を自動生成し、自店舗専用アプリの構築や販売促進を支援するサービスで、プッシュショットを併せて利用する場合、利用者の属性に合わせたキャンペーン告知や、スマートフォン・タブレット端末の特性である「GPS機能に連動した位置限定のメッセージ配信」を手軽に実現できる。

 

具体的には、アプリ利用者のスマートフォン・タブレット端末の待ち受け画面上に、ポップアップウィンドウ形式などで最新情報を表示する。出店者は期間限定のタイムセールの告知や実店舗でのキャンペーン情報などを、適切なタイミングでアプリ利用者へ配信できるため、効果的な販売促進が可能となる。

 

また、スマートフォン・タブレット端末のGPS機能と連動させ、特定のエリアにいるアプリ利用者にメッセージを配信できるようになる。例えば実店舗を構えている場合、実店舗の近隣にいるアプリ利用者にセール情報を配信することで来店を促す。性別・生年月日・住所の都道府県・職業など、アプリ利用者の属性に合わせたメッセージの配信に対応する。

 

配信は、出店者がWeb上で簡単に設定でき、タイマー予約配信や指定のURLへの誘引設定なども可能。メッセージ配信後の時間別クリック数、メッセージ別クリック数など、効果測定もWeb上で簡単に操作・確認でき、配信計画の見直しなどに役立てることができる。

 

プッシュショットの利用料は、月額利用料金が5000円から、配信料金が送信件数×1.05円となっており、9月30日までにタッチパネルECアプリとプッシュショットを合わせて申込むと、アプリ公開月から3か月間、プッシュショットの月額利用料、配信料金を無料で提供する。最短契約期間は6か月間。

 

ヤマトキャリアサービスでは、2013年3月までに1000店へのプッシュショット導入を目指しており、12月までにタッチパネルECアプリを、出店者が独自で展開しているECサイトもアプリ化できるように改良し、プッシュショットを連携させる計画。

 

■詳細は下記URLを参照。
http://web.yamato-apps.com/pushshot/

 

■問い合わせ先
ヤマトキャリアサービス
Webサイトソリューショングループ
山口氏・長谷川氏
TEL:0120-009-266(フリーダイヤル)