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日陸、韓国で国際化学品物流に参入、合弁会社を設立

2012年9月7日 (金)

ロジスティクス日陸は7日、韓国都心空港、オリエント海運、長錦商船の韓国企業3社との合弁で「CALTロジスビーユーディー」をソウルに設立し、釜山新港で化学品の運送・倉庫・取扱い事業を行うことで合意した、と発表した。6日に契約書を締結した。

 

釜山港湾公社(BPA)の所有する自由貿易区域「釜山新港熊東背後団地」で物流事業者選定入札に参加し、CALTコンソーシアム(設立時の会社名はCALTロジスビーユーディー)が、11社選ばれたコンソーシアムの1社として選定されたことを受け、10月にも侵害者を設立することにしたもの。

 

コンソーシアムには、日陸のほかに三井倉庫コリアやBLインターナショナルなどが選定されており、三井倉庫コリアは日本製品の物流基地として、BLインターナショナルはカナダなど北米の積み替え物流基地として活用する

 

日陸は、日本国内の最新倉庫施設と同水準の「定温・常温化学品倉庫」を数棟建設し、2014年1月から危険物を中心とした国際化学品物流事業を開始する。

 

日陸はこれまで韓国で、代理店を通してISOコンテナのリース事業、国際複合一貫輸送を手掛けており、数年前からは韓国の倉庫会社に委託して定温の危険物倉庫施設を建設し、倉庫事業・運送事業を行っていた。

 

釜山新港の釜山新港熊東背後団地内に、マイナス温度で管理できる本格的な定温・常温危険物倉庫を建設し、日系化学メーカー、韓国大手企業を対象に、日本水準の高品質な国際化学品物流サービスを提供する、としている。

 

■釜山新港熊東背後団地の位置

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