フード中四国地区で24時間営業型の食品スーパーを展開するハローズ(岡山県都窪郡早島町)はこのほど、四国の物流拠点として「ハローズ坂出低温センター」を稼働する、と発表した。「四国クロスドック」の仮称で計画を進めていた。
坂出低温センターは10月1日から稼働を開始。売上高1000億円の達成に向け、四国エリアで物流効率を高める。
具体的には、店舗、本部オペレーションの標準化と生産性改善、エリアMDの構築、帰り便使用によるMDの支援、仕入原価の低減――などに取り組む。
新センターは、香川県坂出市のムロオ高松支店汎用センター内に開設し、運営はニチレイ系のロジスティクス・ネットワークに、作業はムロオに委託する。
対象エリアは四国店舗全店で、乳製品、日配品、パン生菓子、野菜、果物、食品、米、酒類を取り扱うTC機能通過型センターとして運用する。
ムロオ汎用センターは敷地面積2300坪、建物面積980坪で、このうちハローズの専有部分は106坪。配送頻度は1日3便。
新センターを開設することで、直納ベンダーの入荷車両の減少、検品作業レスといった荷受け作業の軽減を図るほか、定時店着(センター便)による作業計画の効率化と生産性の向上、EOS、EDI比率の向上による事務処理コスト削減――につなげる。
■ハローズ坂出低温センターの位置
[googlemap lat=”34.341411″ lng=”133.885277″ align=”undefined” width=”440px” height=”240px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]香川県坂出市林田町2851−221[/googlemap]