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中興化成、自動車用サイドカーテンエアバッグのコーティング生産能力を倍増

2010年9月13日 (月)

拠点・施設中興化成工業は13日、自動車用エアバッグのシリコーンコーティングの生産能力を2倍に増強すると発表した。

 

同社のSC工場(長崎県松浦市)では、自動車用エアバッグの基材であるナイロン基布へのシリコーンコーティング加工を行っているが、2009年ごろからの需要拡大に伴い生産効率のアップ、操業時間の延長などにより対応してきた。なかでもサイドカーテンエアバッグは今後搭載率の上昇を背景にさらなる需要増が予想されることから今回の設備投資を決めた。これにより現在の年産650万平方メートルから一挙に約2倍になる見込み。

 

投資予定額は新規導入設備、建屋の増築費用を含め約5億円。1月までに建屋の増築・設備の導入を完了し、その後、試運転・調整・条件出しなどを経て、4月に稼動を開始する。