ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

那覇港管理組合、国際ロジスティクスセンター構想で沖縄港運グループとの協定解約

2010年9月15日 (水)

行政・団体PFI(民間資金を活用した社会資本整備)方式で那覇港国際コンテナターミナルの後背地にロジスティクスセンターを建設する「那覇港国際物流関連施設整備・運営事業」を巡り、仲井真弘多沖縄県知事が管理者を務める那覇港管理組合は15日、公募で選定されていた「沖縄港運、第一運送、沖縄海陸物流グループ」との事業化を断念し、同グループとの基本協定書を解約するとともに、事業を終了するための合意書を締結した。

 

建設地の土質の問題で「当初の想定より高コストになる」ことから、同グループは撤退の意向を示していた。これにより、同組合は今後、公募時に次点となっていた「あんしん・南西海運グループ」との事業化に向けた協議を進める、としている。

 

那覇港国際物流関連施設整備・運営事業は、那覇港国際コンテナターミナルの後背地に国際物流関連施設(ロジスティクスセンター)を建設するプランで、那覇港を国際貨物のトランシップ(積替え中継)港をに発展させる狙い。