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ブリヂストン、国内タイヤの生産体制を再編

2010年5月12日 (水)

拠点・施設ブリヂストンは2011年上期中に、国内生産タイヤの競争力を強化するため、生産体制を品目ごとに集約し、設備、人材、ノウハウを有効活用することで、生産効率の向上を図る。生産品目の集約に向けた設備の移管・人材の再配置などは5月から着手する。

 

東京工場は11年上期までにトラック・バス用ラジアルタイヤの生産を国内他工場へ移管し、その生産をPSR、LTR、APRに特化することで、専門工場として競争力強化を図る。PSR、LTRは首都圏向けの生産拠点としての役割を担う。ブリヂストンが戦略商品と位置付けるAPRについては、世界2工場体制の1つとして安定供給に注力する。

 

東京工場で行っているTBR生産は、栃木、甘木工場の2拠点に移管し、生産を集約する。

 

■東京工場の概要
所在地:東京都小平市小川東町3-1-1
生産品目:PSR、LTR、TBR、APR
敷地面積:約60万1000平方メートル
生産開始:1960年3月
従業員数:1064名(2009年12月末)
生産能力:PSR・LTR=2万4400本/日、TBR=6200本/日、APR=100本/日