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太平洋セメント、東海運の一部株式を鈴与グループに売却

2010年9月21日 (火)

話題太平洋セメントは21日、連結子会社の東海運の株式のうち380万株を鈴与グループの鈴与建設に売却すると発表した。売却は22日付で行う。売却により、太平洋セメントの東海運株式の持分は51.56%から38.41%に低下するが、筆頭株主の地位は維持する。

 

太平洋セメントは「選択と集中」の一環として売却することにしたもので、鈴与グループとしては既存保有株式100万株と合わせて480万株を保有することになる。太平洋セメントグループと長年の取引関係があることから「今後の事業拡大、企業価値の向上が期待できる」と判断した。これにより、鈴与建設による東海運株式の持株比率は16.6%で2位株主となる。