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シャープ、米国で太陽光発電プラントの開発会社を買収

2010年9月22日 (水)

拠点・施設シャープは22日、米国のソーラーディベロッパー「リカレントエナジーLLC」を買収し、完全子会社とすると発表した。関係当局の承認などを経て、年内に買収手続きを完了する見込み。

 

北米ソーラー市場は、電力会社向けプロジェクトを中心に大幅な需要の拡大が見込まれているが、電力会社向けビジネスではディベロッパーの役割が大きい。リカレント社は電力会社と連携し、太陽光発電プラントの開発・販売までを行う米国大手のソーラーディベロッパー(太陽光発電プラントの開発事業者)で、米国・カナダを中心に約2ギガワットのプラント開発案件を保有するとともに、欧州などでも事業を展開している。

 

シャープでは「ディベロッパー機能を持つことは、ソーラー事業の更なる拡大に重要」として、買収によりリカレント社の発電事業開発ノウハウを生かし、セル・モジュールの開発・生産から、プラント開発・販売までを展開し、ソーラー・トータルソリューション・カンパニーを目指す、としている。