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日通、仙台塩釜港のNVOCC業務を強化

2010年9月22日 (水)

ロジスティクス日本通運は22日、グループ会社の塩竈港運送と連携し、仙台塩釜港のNVOCC業務を強化したと発表した。

 

仙台塩釜港は、東北地方での輸出入拠点として北米・中国・韓国・台湾とをダイレクトに結ぶ国際コンテナ定期航路や、京浜港への内航フィーダー航路が拡充されるなど、今後も取り扱い貨物の増加が見込まれている。

 

日通はこれまで東北地方で、直接的なNVOCCの販売・オペレーションの拠点を持っていなかったが、4月に仙台塩釜港の港湾事業免許を持つグループ会社、塩竈港運送と業務委託契約を締結。その後、システム環境の整備やグループ内教育を行い、「全ての準備が整った」として、本格的な連携業務を開始したもの。

 

これにより、仙台塩釜港発の北米向け定期混載サービス、FCL商品の販売開始、日通のシステム導入による塩釜港輸入貨物のリードタイム短縮や、塩竈港運送の倉庫を利用した保管・JIT配送などを展開する。日通では「東北地方でのサービスを拡充し、多様化・高度化する顧客のロジスティクスニーズに対応していく」としている。