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日通、成田空港物流センターを10月1日から全面再開

2010年9月22日 (水)

ロジスティクス日本通運は22日、日本を発着する国際航空貨物の取扱数量が大幅に回復したことを受け、2009年2月から運用を休止していた成田空港第二物流センターを10月1日から再開すると発表した。

 

同社は、成田空港の北4キロメートルに位置する野毛平工業団地内に「成田エアカーゴシティ」を設置し、輸出、輸入、生鮮、ロジスティクスの機能別に4つの保税施設を自社で運営してきた。しかし、08年9月のリーマンショック以後、世界的な景気減速により輸出入航空貨物が激減したことから、輸入専用の成田空港第二物流センターを閉鎖し、第三物流センターに輸出入の機能を集約していた。

 

09年1月に月間8700トンまで減少した輸出混載重量が、今期には2万トン前後となったほか、09年1月に月間3万5000件まで減少した輸入件数も4万3000件程度まで回復したことを受け、同社の日本発着国際航空貨物取扱数量は「一定の水準まで回復した」と判断、年末の繁忙期を前に成田空港物流センターの全面再開を決定したもの。