ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

フォワーダー2社、中国発日本向け貨物の遅延状況を公表

2010年9月27日 (月)

話題日中両国関係の悪化に関連し、エーアイティー(AIT)は27日、中国各地で日本向け貨物の税関検査率が大幅に上昇され、海上貨物、航空貨物の出荷の遅延が発生しているとのアナウンスを発した。

 

検査率は港によって異なるが、30-90%と、日々厳しくなっているという。また、現場からの情報として、税関によって、検査方法も抜き取り検査ではなく、すべてのカートンを開封して検査をしている港もある模様。

 

同社では「最善の努力をしているが、多数のコンテナが検査待ちの状態であり、今週からの国慶節も控えており、船舶、飛行機の輸送に関して混乱が予想される」として、貨物動静への注意を呼び掛けている。

 

また、近鉄エクスプレスも同日、「日本発着貨物の通関審査が強化」されており、一部の貨物に遅れが生じる場合があると現状を報告した。