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埼玉県加須市で大型倉庫を今夏着工へ、安田倉庫

2022年5月24日 (火)

拠点・施設安田倉庫は24日、埼玉県加須市に大型倉庫の建設に着手したと発表した。様々な業種の複数の企業の利用が可能なマルチテナント型物流施設で、需要が高まっている医薬品の保管機能も備える。

▲加須市のマルチテナント型物流施設完成イメージ(出所:安田倉庫)

新施設は同市内の保有地に、ことし6月に着工し、2024年3月に完成する予定。温度管理や気密性などの面で医薬品を保管可能な区画を設ける。同社は「付加価値の高いサービスの提供に向けたソリューションの強化とネットワークの拡充」を基本戦略として掲げており、医薬品物流サービスの拡大を目指す。関係事業者に利用を働きかける構えだ。

東北自動車道の加須インターチェンジに近く、首都圏全域から東北地域へのアクセス性に優れている。施設名称は未定。投資額は非公表だが、「2023年3月期の連結決算に与える影響は軽微」としている。

■施設概要
住所:埼玉県加須市北大桑
構造:鉄骨造(免震)、4階建て
敷地面積:2万1400平方メートル
延床面積:4万1700平方メートル