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全ト協、危険物荷卸し時の相互立ち会いキャンペーン実施

2010年10月5日 (火)

話題全日本トラック協会は11月1日から14日まで、石油連盟、全国石油商業組合連合会と共同で危険物荷卸し時の相互立ち会いを推進するため、全国一斉キャンペーンを実施する。

 

危険物を荷卸しする際には、混油、誤注入やオーバーフローなどの事故を防ぐため、荷卸しをする側、荷卸しを受ける側、双方の危険物取扱者が、危険物の油種、量、注入口、タンクの残量などを確認し、静電気による災害などを防止する措置を取った上で、行う必要がある。

 

こうした措置は、事故を未然に防ぐための義務として、消防法、政令、消防庁からの通達などで、確実に実施するよう明記されているが、荷卸し時での事故が後を絶たたないことから、関係先に対して、危険物荷卸し時の相互立会いの必要性、重要性を周知し、危険物取扱所での、確実な相互立会い実施を促進するもの。

 

キャンペーンでは都道府県トラック協会のタンクトラック・高圧ガス部会が中心となり、(1)啓発チラシの配布(2)トラック協会会報への告知(3)新聞、業界専門誌などへの告知・広報の掲載――を行う。